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アートの最先端を行くニューヨークから アートフェア現地レポート①

アートフェア現地レポート①  —アーモリーからADAAアートショーまでー

まだまだ寒い3月のNYよりこんにちは!
さて、ここNYでは先週12のアートフェアが開催されました。

最大のアートフェア、アーモリーショー。
そして対峙するADAAザ・アートショー。
なにやら異変が見られた今年のフェア。

気候は寒くとも、NYCはアートで熱くなるのがこのシーズン。
カイカイキキニューヨークより、最新のアートフェア動向をレポート致します。


<最大のフェア、アーモリーショーとは>

毎年3月初旬、ニューヨークはアーモリーショーを筆頭に数々のアートフェアが街中で開催されます。
このアーモリーショーの名は、1913年に第一回目が開催されたアーモリーショーが由来で、
当時マルセル・デュシャンやアンリ・マチスなどのショッキングな作品群は「アートの街」としての
ニューヨークの地位を確立する上で重要な役割を果たしたといえます。

その後様々な経緯を経て、最新エディションはここ10年ほど続いており、今年は約300のギャラリーが
出展しています。

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http://www.thearmoryshow.com/cgi-local/content.cgi


<乱立の中の老舗>

第一日目の前にVIPだけを招待しヴェルニサージュが行われました。
今年は、主要ブルーチップなギャラリーの多くがADAAアートショーに移動し、様相が変わっていました。
アートフェアでよく見かける「顔」は、実はADAAの方が多かったです。。。

今年のNYアートフェアで特筆すべきは、
ビッグパワーに対抗して発生したサテライトフェアが乱立。
過去最大数のフェアが林立する混沌とした状態です。
次第に淘汰が予想され、今後もアートフェアの動向は要注目ですが、
Youtube的に、発信源がアーティストに近づいていく傾向は
時代の流れといえるかもしれません。
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エマニュエル・ペロタン・ブースに展示されていたピョートル・ウクランスキ作品。
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Mr.、佐藤玲を代表するリーマン・モーピン・ギャラリーでは、オーナーのラッシェルさん、
デビッドさん、また担当のコートニーさん総出で営業。
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今年初のアーモリーフォーカス:今後のアーモリーで国、場所、ものなどあるテーマにちなみ、展示を展開。
今年のテーマは「ベルリン」で、ベルリンのギャラリーが連なっていました。
しかし、今更、、、感は否めず、乾いた空気が漂ってた気がしますが、、、。。。
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VIPラウンジ。ヴェルニサージュだけあって、ごった煮状態ではありました。
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会場は混乱気味。アートフェア戦線に異常あり、というサインそのものに感じます。


【視察したスタッフからのひと口コメント】

・どのギャラリーも冒険はせず、売れる作家の売りやすいサイズの作品を販売している様子。 
 ホイットニーのビエンナーレ(こちらもNYで同時期開催)でも、展示されているジェイムズ・カセベア、
 ピョートル・ウクランスキなどが、目につきました。

・人は、多く出席していましたが、セールズは、余り伸びていないようです。

・ギャラリーのアーモリー離れを感じました。大手のガゴシアンはアーモリーにもADAAにも出展せず。

・アジアのギャラリーは例年に比べて少ない印象を受けました。

・ニューヨークのメジャー画廊はほとんどADAAのほうにいますので、アーモリーフェアは海外から来た
 画廊が多かったです。



<影の本命!ついに目覚める!!>

今年話題を呼んだアートフェアの一つとして、前述しましたADAAアートショーが挙げられます。

アートショーは、フェア自体は今年で21年目という老舗で、約70のブルーチップな一流ギャラリーのみで
構成されています。フェアの存在は知られているも、アーモリーの時期を外して開催されていた為、
これまであまり注目を浴びていませんでした。

しかし、今年はばっちりアーモリーウィークにあててADAAアートショーも開催。
それにより、メインフェアのアーモリーには出展せず、ADAA一本に絞って出展している一流ギャラリー
たちの動向が話題になりました。


入場口から優雅な雰囲気。
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会場入口正面のマリアン・グッドマンはウィリアム・ケントリッジ、ソロショー。
この春メトロポリタンオペラ「鼻」の舞台美術を担当しているケントリッジは、MoMAやその他ギャラリー
でも個展が開かれ、このところNYで何かと目につきます。
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カイカイキキがお世話になっているLAのブラム&ポーのブースではマット・ジョンソンのソロショー。
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年齢層、客層ともに高めです。
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アーモリー会場にて配布されていたアート・ニュースペーパーによれば、
今年はNY全体で計算すると記録的 なアートフェア数、ギャラリー出展数だったのだそうです。

アーモリーからアートショーへ。
そして新しいフェアも登場し、NYのアートフェア事情はさらに混沌としていきます。


詳しいレポートは次号を乞うご期待!

 

 

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