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タカノ綾 「絵画の庭ゼロ年代日本の地平から」オープニングレポート。

タカノ綾 「絵画の庭ゼロ年代日本の地平から」オープニングレポート。

タカノ綾が参加したグループ展「絵画の庭ゼロ年代日本の地平から」が、
1月15日(金)大阪、国際国立美術館でオーニングを迎えました。

90年代半ばから活躍する作家の「絵画」を通して、多様な同時代の表現を
楽しもうという本展のアーティストはなんと28名。作品数は200点以上。
地下2F、3Fを使用した広大なスペースに、それぞれの作品が咲き競う様はまさに「庭」で、
実際この展覧会のタイトルも「展覧会全体が、手入れされていない庭の樹木や植物のように、
枝ぶり(仕事ぶり)の明確な人からまだ芽が出ていない新人までが、乱雑に繁茂しながら
そのエネルギーを発芽する、渾然一体となった場所である事を表したものだ」と
カタログに学芸部長であり、担当キュレーターだった島敦彦さんが書いているように、
そうしたイメージからネーミングされたものであるようです。

草間彌生さんや奈良美智さんといった尊敬する大先輩と並んでタカノが出品したのは、
三連の大作のほか、初めての試みである、掛け軸、屏風、着せ替えペインティングなど。
自身のデザインによるネオン管も展示されて、タカノらしい、現代的なインスタレーションとなっています。

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空間を生かした「和」を感じさせる展示風景。

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三連の新作は、都会で倦怠する少女たちから自然の中での開放まで、
どこか神話的なムードが漂う。

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一番右は降りしきる葉の間からエロチックな楽園がかいま見える。

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別の壁には個性的なペインティングとネオンで構成された壁面も。

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懐かしい着せ替えをそのままペインティングにした作品。

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コスチュームはタカノらしく古代的であり民族的であり。

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ネオン管のピンク色が怪しく効いています。なぜホテル?

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両サイドの女の子が持つのは、ペルーのサイウィテにある謎の都市模型と
コスタリカのある謎の石球。どちらも実在のもの。

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屏風はタカノらしいドローイングが満載。

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どこまでも自由な表現が素敵です。

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こちらは掛け軸。模様もきちんと手描き。

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ここにも不思議な女の子がコラージュされています。

この日は記者会見に続き、開会式とオープニングも行われました。
28名中25名の作家が参加した様子は壮観!

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建畠館長による開会式スピーチ。

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会場を招待客が埋め尽くす盛況ぶりでした。

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建畠館長は実はタカノの多摩美時代の恩師でもあるそうです。

他の作家のみなさんも少し紹介していきますね。

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エントランスではポスターにもなった奈良美智さんの絵がお出迎え。

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奈良さんは作品だけでなく展示も貫禄!

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草間彌生さんは30点以上の未発表作品の線描シリーズを。

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会田誠さんの高さ4m以上の「滝の絵」が目を引いていました。

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リトルボーイ展にも参加頂いた加藤泉さんは彫刻も出品。

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GEISAIに9回出品し、#5ではグランプリを獲得したはまぐちさくらこさんも。


「絵画は太陽の翻訳である」とボードレールが言ったように絵画の本質は光にある。
絵画が内部にはらんでいる光の魅力を堪能してほしい」と建畠館長は挨拶されていました。
「ゼロ年代日本の地平から」とサブタイトルにうたわれた20世紀から21世紀への
移行期に出現したさまざまな日本の絵画、そのまさに私たちが共存してきた、
そしてリアルタイムの表現に、改めて、ぜひこの展覧会で出会ってみてください。

タカノ綾の作品も、ネオン管のように光っています!


 

 

【展覧会詳細】
国立国際美術館新築移転5周年記念
「絵画の庭─ゼロ年代日本の地平から」
会期:2010年1月16日(土)〜4月4日(日)
会場:国立国際美術館B2、B3展示場
場所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
ホームページ:http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html
お問い合わせ先:06-6447-4680(代)


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