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アートの最先端を行くニューヨークから アートフェア現地レポート②

アートフェア現地レポート②  —サテライトフェアー

カイカイキキニューヨークより、ニューヨークのアートフェアレポート第2弾。

歴史的フェア数とギャラリー出展数を記録した今年のアートフェアシーズン。
メインのアーモリーの周りで展開されるサテライトフェアが11もありました。

このレポートでは、大御所アーモリーとザ・アートショーに対抗して派生した、
サテライトフェア3つをレポートします。


<パルス・コンテンポラリー・アート・フェア>
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http://www.pulse-art.com/index.htm
サテライトフェアの中では、5年目にして既に常連。
つい数ヶ月前の2009年マイアミ版はかなり好評でしたが、NY版はいかに?

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こちら入口。新しい会場で、周りに案内がなく、探し当てるまでに相当かかりました…。

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入ったとたんに何十台ものテレビのザーザー音。
ジュリアン・ルウィンのインスタレーション。

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全体的にストリートアートの色が強く、各ギャラリーが展示を通して個性を出す事に
心がけていたようです。アンソニー・リスターの作品。

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マーク・モア・ギャラリーの展示。

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立体的な作品も、技術を使ったデジタル的な作品も多く見かけました。
とにかく目立つように、気味悪さや、過激な政治的メッセージを込めた作品がたくさん。
コプリン・デル・リオ・ギャラリーにて出展のメリッサ・クック作品。

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GEISAI出身アーティスト平良美樹さんの作品を発見!
GEISAIをステップに世界に乗り出すアーティストを見つけることは、
スタッフ一同のフェアでの密かな喜びでもあります。(東京BTAPギャラリー)

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観察者の姿をデジタルで映し、色分析をしてくれる作品です。
こうした技術を使用する作品が多くありました。ビットフォームズ・ギャラリーに
出展のラファエル・ロサーノ・ヘマー作品。
バンクーバー・オリンピックでのインタラクティブ照明作品で話題になりました。

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カフェにはコメントを自由に掛ける黒板(アルベルト・ボレアの作品)があり、
そこでアーモリーやアートコレクターへの反発的なメーセージが書いてありました。


ギャラリー数は去年の110から激減し70ほど。パルスとしては、自らのミッションに忠実に、
拡大しないことを主張しているとか。
作品のスケール感は「いつもと同じ」感じがしましたが、それは果たしてミッションを
貫いていると言い切れるでしょうか。
もやもや感を抱えつつ、次なるアートフェアへ。。



<インディペンデント>
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http://www.independentnewyork.com/
今年デビューのアートフェアで、もとディア・チェルシー美術館だったスペースが会場。
壁を建ててブースを仕切らない新しいアートフェアを提示し、話題をさらいました。

「今年のアートフェアどこが楽しい?」の問いにこのフェアを上げる人は多かったですが、
「これはアートフェアとみなすことが出来ない」と反発する声も。
賛否両論でアート関係者も多く足を運びました。約30もの欧米ギャラリー、キュレーター、
美術関連非営利団体によって構成されていました。

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入場すると、市内で良く見る労使交渉に使用されるネズミのバルーンを
パロディにした作品がお出迎え。ブルース・ハイ・クオリティ・ファンデーションの作品。
作品の後ろは講演会スペースになっており、アートフェアの議論などが行われていました。

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リールクリット・ティラヴァニア作品(卓球台)で遊ぶ来場者。

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ブースの壁がなくなると、アートが生き生きとし始める?作品越しに見えてしまう
他ギャラリーの作品ですが、せめぎあうことなく、不思議な調和がありました。

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GEISAIマイアミ2008の審査員、マシュー・ヒグスさん率いるホワイト・コラムズも出展。
若手アーティストのエディションプリントなどを販売。

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檻でくつろぐお客さまたち。ライアン・トレカルティン作品。

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マイケル・ディーンのパフォーマンス作品。横を通ると無言で台本を破って渡されます。

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狭い螺旋階段にはダン・フラヴィンの蛍光灯と音響の展示。


アーモリーのアンチテーゼとしての登場感はお見事!でした。
売りやすい作品というより、楽しませたい作品を見せたい雰囲気。
おもちゃ箱の中に入ったような感覚でアートを楽しませ、
アーモリーやADAAアートショーとは好対照でした。



さてお次も今年デビューのアートフェア、ヴァージ。
<ヴァージ>
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http://www.vergeartfair.com/
こちらも今年NYデビューのアートフェア。若手アーティストを売り出すギャラリーのみで
構成されていました。

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会場はミッドタウンのディランズホテル。

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それぞれのギャラリーがホテルの部屋をアレンジして思い思いに展示。
ブルックリンのウィリアムズバーグなどの小さなギャラリーが多く出展していました。
こちらはそのブルックリンのメグミ・オギタ・ギャラリー。

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若手ギャラリー出没で一時期話題になった、マンハッタンのローワー・イースト・サイド
にあるサトリ・ギャラリー。

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こちらはワイルド・スペースと言う非営利団体による、3人のアーティスト展。

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作品によっては$1というものも!


皆さん気取ることなく、がんばって売り込んでいる姿がアーモリーやザ・アートショーを
見ているとほほえましかったです。
オークションでは、不況の中での急激な価格高騰があっただけに、
皆が注目した今年のNYアートフェアシーズン。

カイカイキキでは、最新のアート界の動向をつかむため、アンテナを四方に
張り巡らせ収集しています。
今後のアート界の動向はどうなるのか、面白い情報はまたこちらでレポートしていきます。

 

 

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