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村上隆「芸術起業論」幻冬舎より刊行

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世界のトップアーティスト村上隆による 『強烈な怒りの焔』(椹木野衣)の書!

村上隆が、その生き方をアートビジネスを核として
語り尽くした単行本が、ついに発売されました。
ここまで言うか! としか言えない驚きのホンネ満載の内容は、
あなたのアートへの甘い夢を粉々に打ち砕き、
しかし、シビアでスリリングな現場に案内するでしょう。

本屋さんでこの顔を見たら、その足でレジへGO!
1600円でアートの秘密がわかります。


構成は、気鋭の若手ライターとしてぐんぐん頭角を現している木村俊介さん。
装丁はプロが憧れるプロ、鈴木成一さん。
編集を手がけたのは幻冬舎きっての粘り腰、この人でなければ絶対にこの本が日の目を見ることがなかった、と断言できる穂原俊二さん。

最後に、この穂原さんが書いた、この本の熱血プレスリリースをご紹介しましょう。

 

 

この度、小社では村上隆著「芸術起業論」(6月24日発売・1600円+税)を刊行いたします。

2006年5月、サザビーズNYのオークションで、村上隆のペインティング「NIRVANA」が1億4400万円で落札。2003年には、クリスティーズ NYのオークションで、フィギュア作品「Miss KO2」が6810万円で落札しています。またルイ・ヴィトンとコラボレイトした商品は爆発的な人気を集め、ルイ・ヴィトン・ジャパン(LVJ)の売上高(2003年)を、最高の1529億円に押し上げました。さらに2005年のキュレーション「LittleBoy」展は、アメリカで権威ある「ベスト展覧会」(NY/AICA)を受賞、2006年には第56回芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)を受賞しています。

なぜこのような「日本人史上初」が可能となったのでしょうか。

村上氏は、一枚の絵が「1億4400万円」は「少しも高くない」と言っています。なぜなら、まさに満身創痍ともいえる、人が誰もやらない血の滲むような努力と、緻密で繊細な戦略のトライ&エラーの繰り返しに、たえずチャレンジしているからです(第3章「6800万円の源は『門前払い』だった」参照)。

文化そのものに影響力を持つとされるヴェネツィア・ビエンナーレ(2002年)のサブタイトルには「ラウシェンバーグからムラカミまで」とタイトルが打たれました。実力もさることながら、これもまた周到な戦略によって可能になったのです(第3章「展覧会を成功させるには根まわしが要る」参照)。

しかし、国内で展覧会を開けば、かつての友人から、「ムラカミくんさ、ヨロシクやってるみたいだけど、カネだけがアートじゃないんだぜ」、「ムラカミ、ちょっとイイ? あのさ、俺、おまえと絶交さしてもらうわ。絵画をバカにすんのもいいかげんにしろよ。キャラを大きく描いて、ペインティングでございなんて。安易すぎるというか、アートをバカにしてるっていうか。おまえには、何を言ってもわかんねぇんだろうな……という意味で絶交」などと、いつも毀誉褒貶にさらされています(第1章参照)。

本書は、そうした困難な状況下で、村上氏がつねに闘い続け、たえず「集中力と体力がきれたら、すぐに死ぬしかない世界。みんなが望んでいるものは『実現不可能なもの』。そこに突っこんで」いき(第4章「徹夜なんて、努力のうちに入りません」)、才能を限界まで引き出し、いくつものブレイクスルーをなして、話題となる作品を生み続ける姿が描かれています。いかにしてひとつの芸術作品が「1億4400万円」となったのか。その挑戦の詳細とこまかい戦略を明らかにし、さらにどのようにすれば、日本と日本人のプロダクツ(=商品)が、世界に通用できるのか、いわば「世界商品の作り方」をすべて公開した本です。

村上氏のオフィスであるカイカイキキは、7月初旬にサティアンといわれた埼玉県朝霞市から港区広尾に引越し、ギャラリーも併設して、さらなる世界を目指して、新しいビジネスにチャレンジしていきます。本書は、そのマニュフェストでもあります。

ご高評いただければ幸いです。


2006年6月19日月曜日

幻冬舎


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