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GEISAI大学第4シーズン 福嶋亮大さんをご紹介します。

GEISAI大学第4シーズン 福嶋亮大さんをご紹介します。

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GEISAI大学 第4シーズン「ちょっと難しい話、2」。
そのトップバッターを飾る福嶋亮大さんは、
「ちょっと難しい話、1」でご登場いただいた東浩紀さんの
『波状言論』にて評論家デビューされた、
1981年生まれの文芸批評家にして中国文学者です。

この、まさに新進気鋭の福嶋さんはどんな講義をしてくださるのでしょうか?

そのタイトルを発表いたします!



ネットワーク社会におけるアーティスティックなもの
——『神話が考える』の後に



そして、内容のご説明も福嶋さんご自身から頂戴いたしました。


 情報化やネットワーク化は、大きな社会的変化をもたらしたと言われる。
最近刊行した『神話が考える』(青土社)という本で、私は文芸評論の観点か
ら、近年のいくつかの作品を手がかりにして、その変化に何らかの思想的な意味
づけを与えようと試みた。
 ただ、本来そのような試みは、やはり長期的な視座を組み込んだ上で行われな
ければならない。つまり、情報化やネットワーク化にまつわる目先の現象に踊ら
されるばかりではなく、むしろその体験を煮詰めていくなかで、最終的には「歴
史」の見え方そのものを変えていかなければならない。
 それゆえ、これからの文芸評論には、短期的な問題と長期的な問題を同時に展
開するような試みが必要になってくるだろう。
まず(1)短期的には、情報化とネットワーク化を通じて表現はどう変わってい
るのか。それに対して評論は、どういう評価軸を出していけるかが問題になる。 
 他方(2)長期的には、そういう社会変化の荒波にも耐えられるように、文学
の自己認識や自己理解を育てていくことが問題になる。特に、西洋とアジアのあ
いだで引き裂かれたこの国では、「文学(あるいは文化)とは何か」という裸の
問いが何度でも繰り返されなければならないのだ。
 この講演では、『神話が考える』の内容を簡単に紹介しつつ、今述べたこの二
つの問題を適宜絡め合わせてお話したい。なお、一応断っておけば、私は美術の
専門家ではないので、アートについての個別具体的な話はできない。
むしろこの講演では、より一般的に「文化的なもの」あるいは「アーティス
ティックなもの」の位置や機能について、私なりの見解を出してみたいと思う。

「小さな神話の時代が始まった。——
レヴィ=ストロースから村上春樹を通り東方プロジェクトまで、
広範な資料を注ぎ込み新たなスタンダードを提示する、
「ゼロ年代批評最後の大物新人」の鮮烈なデビュー作。
文芸批評はようやく時代に追いついた。 」  

と東浩紀さんが帯文を寄せる本作は、

第一章 ポストモダンの公私
第二章 神話の神話
第三章 象徴的なものについて
第四章 ネットワーク時代の文学——村上春樹前後
第五章 ゲームが考える——美学的なもの

と、ネットワーク社会への最新のアプローチが展開される力作。
そのホットな講義をぜひ生で体験してください。

詳しくはこちら。

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神話が考える
ネットワーク社会の文化論
福嶋 亮大 著 


4月2日(金)
福嶋 亮太:29歳
(文芸批評家・中国文学者)
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1981年生。
京都大学文学部博士課程満期退学。
現在は京都大学文学部非常勤講師。
『波状言論』にて評論家デビュー。
2010年刊行の
神話が考える——ネットワーク社会の文化論』(青土社)にて、
東アジア文化の理論的分析を試みる。


 

 

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